硬質インクと柔軟インクの特徴は?

  • 下記をご参照ください。

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「硬質インク」について
(1)「硬質インクの特徴」
[長所]
・硬化後のインク皮膜が硬く、耐擦過性や耐溶剤性に優れます。
[短所]
・耐候性(※1)が低く、雨と共に剥がれる可能性があります。
・柔軟性がなく、プリントしたものを折り曲げたり、成型するとインクが割れてしまいます。

(2)「硬質インクの用途」(※2)
・硬いメディアにプリントするのに適しています。
・樹脂銘板、カード類、立体物、各種成型品など様々なものに印字が可能です。

2
「柔軟インク」について
(1)「柔軟インクの特徴」
[長所]
・約200%まで伸びる性能があり、プリント後の成型・曲げ加工をする場合に適しています。
(メディアにより伸縮性は異なりますので事前にお確かめください。)
・耐候性(※1)が高く、柔軟性のあるインクです。
(ラミネートやオーバーコートをすることでさらに耐候性が高くなります。)
[短所]
・耐擦過性や耐溶剤性が高くありません。

(2)「柔軟インク」の用途(※2)
・メンブレンスイッチ、軟包装フィルム等のパッケージ類等。

その他参考資料
※1.耐候性に関しては「Q:インクの耐候性はどの程度ですか?」をご参照ください。
※2.推奨しない用途に関しては「Q:推奨できないプリント用途はありますか?」をご参照ください。


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